九州豪雨
福岡で男性1人不明 42万人に避難指示・勧告
- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
梅雨前線の活動が活発化した影響で九州各地では22日未明から朝にかけて大雨となり、土砂災害の恐れがあるなどとして福岡、長崎など4県で正午までに約42万3000人に避難指示・勧告が出た。福岡県久留米市では水田の見回りに出た男性が行方不明になっている。
22日正午までに避難指示が出たのは福岡県久留米市の3万5224世帯8万667人。避難勧告が出たのは、同県うきは市、みやま市で計約5100世帯約1万3400人▽長崎県で長崎市や佐世保市など3市1町で計10万8362世帯25万7960人▽佐賀県で武雄市など4市で計1万9602世帯計6万527人▽大分県日田市で4139世帯1万578人。21日から記録的な雨に見舞われている熊本県でも勧告が続いている。
福岡県警によると、22日午前7時20分ごろ、同県久留米市上津町の男性(86)の家族から「約2時間前に田んぼの水回りを見に行ったが、帰ってこない」と110番があった。水田付近に用水路があり、男性が使っていたつえと傘が見つかった。雨で増水した用水路に流されたとみて、現場付近を捜索している。
この記事は有料記事です。
残り374文字(全文841文字)