舗装8社受注工事

落札率99%超も 事前話し合いか

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 羽田、成田両空港や東京都道などの舗装工事で談合したとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で公正取引委員会の立ち入り検査を受けた大手舗装工事業者8社が受注した工事は、半数前後で落札率(予定価格に占める落札額の割合)が9割を超え、中には99%を超えるケースもあったことが入札調書などで分かった。公取委は担当者から事情を聴くなどして全容解明を進める。

 関係者によると、各社の営業担当者らは、国土交通省や成田国際空港会社が発注した両空港や、東京都が発注した道路の舗装工事の入札や見積もりで、事前に話し合って受注業者を決めていた疑いがあるという。

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