中学生発明

自動ブレーキ付きベビーカーようやく地元披露

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ベビーカーのブレーキ装置を説明する太田匠郎さん=愛知県刈谷市役所で
ベビーカーのブレーキ装置を説明する太田匠郎さん=愛知県刈谷市役所で

総理大臣賞受賞後に全国各地を巡回

 考案した自動ブレーキ付きベビーカーが3月の「第74回全日本学生児童発明くふう展」(発明協会主催、毎日新聞社など後援)で内閣総理大臣賞を受賞し、6月にはその制御技術で特許を得た愛知県刈谷市立朝日中3年、太田匠郎さん(14)が29日、同市役所を訪れ、竹中良則市長に報告した。受賞後に全国各地を巡回していたベビーカーが、地元で披露されるのは初めて。

 ベビーカーはハンドルを握ると電気が流れてブレーキがはずれ、ハンドルから手を離して3秒たつと自動的にブレーキが掛かる仕組み。太田さんは電子工作キットのタッチセンサーを活用し、幼少時に乗ったベビーカーへ装置を施した。実演で示された竹中市長は「すごい装置だ。特許を得たのも当然」と感心していた。

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