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2020年東京五輪・パラリンピックの選手や観客の輸送に懸念が広がっている。東京都の小池百合子知事は豊洲市場への移転の基本方針で、選手村(東京都中央区晴海)と都心を結ぶ環状2号線(環2)を大会前に開通させると表明したが、築地市場の跡地を通る未着工区間(約450メートル)の整備方針が見えてこないためだ。円滑な輸送は大会運営の重要課題であり、早期の判断が迫られている。
国際オリンピック委員会(IOC)に提出した立候補ファイルで環2は選手村から主会場の新国立競技場までを10分で結ぶ「大動脈」と位置づけられた。築地市場の跡地付近からIOC関係者の宿泊先に予定される虎ノ門までの約1.8キロは地下車線で結ばれ、信号がないスムーズな輸送が見込まれていた。
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