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前代未聞のテクノロジー時代を生き抜くヒント、ココにあり!
“着る音楽”を実現するために20ものスピーカーを実装した革ジャン、超音波を使って空中に描く絵画、触ることが出来る光--ITを活用して「誰も見たことのない」装置やアートを次々と開発し、“現代の魔法使い”と呼ばれる科学者の落合陽一がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、11月19日午後11時半~)に登場する。
2015年、28歳の若さで世界最先端の研究者を選ぶ米・ワールドテクノロジーアワードを、青色発光ダイオードの中村修二さん以来日本人として2人目に受賞。現在は30歳にして筑波大学学長補佐、助教を務めながら、コンピュータとアナログなテクノロジーを組み合わせた視覚的作品やAIを使った研究開発で様々な企業とコラボレーションする会社の代表を務めている。その独創的な発想や発言に注目が集まり、「メディアアーティスト」という肩書でテレビ番組のコメンテーターや講演にもひっぱりだこだ。
人工知能社会の到来によって近い将来、人間は7~8割もの仕事を機械に奪われ、機械に管理されるといったネガティブな予測が注目される中、落合はそれを真っ向から否定。むしろ凝り固まった人間性へしがみつくのをやめて、「人間もアップデート」を目指し自然な形で機械と人間が融合する「デジタルネイチャー」の世界観を説く
番組では、睡眠時間は1日平均4時間、研究に没頭し始めると主食はお菓子のグミやガムになる(眠くなるので)という、落合の“特異な”研究生活に密着。イルカとコミュニケーションをとるための研究や、この2年間あたため続けてきたという「次世代の“ディスプレイ”」開発着手の風景など、常に膨大なプロジェクトを同時進行させる奇才の頭の中とは……。落合の思い描く未来を徹底分析することで、これからの時代を生き抜くヒントを探る。