参院予算委

安倍首相「北朝鮮へ圧力、最大限まで高める」

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参院予算委員会で韓国と北朝鮮の首脳会談などについて答弁する安倍晋三首相(右)=国会内で2018年3月8日午前9時41分、川田雅浩撮影
参院予算委員会で韓国と北朝鮮の首脳会談などについて答弁する安倍晋三首相(右)=国会内で2018年3月8日午前9時41分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相は8日午前の参院予算委員会で、韓国と北朝鮮が4月末の首脳会談開催で合意したことについて「(北朝鮮が)対話に応じたからといって制裁を緩める、対価を与えることがあってはならない。核・ミサイル計画を放棄させるため、引き続きあらゆる方法で圧力を最大限まで高める」と述べた。北朝鮮が非核化を具体的に進めない限り、圧力を継続する意向を強調した。自民党の三木亨氏への答弁。

 首相は「北朝鮮はかつて1994年の(米朝)枠組み合意などを時間稼ぎの口実に使って、核・ミサイル開発を進めた。だからこそ対話のための対話では意味がない」と指摘。さらに韓国の特使団の一員として訪朝した徐薫(ソ・フン)国家情報院長が来週訪日すると明らかにし、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に同席した当事者から説明を受けたい。突っ込んだ意見交換を行い、分析しなければならない」と語った…

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