米朝首脳会談

韓国「平和の道しるべに」板門店案に期待感

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南北首脳会談の舞台となった板門店の韓国側施設「平和の家」=AP
南北首脳会談の舞台となった板門店の韓国側施設「平和の家」=AP

 【ソウル堀山明子】トランプ米大統領が米朝首脳会談を南北軍事境界線上の板門店で開催する案に言及したことに関し、韓国外務省の報道官は1日、開催地は確認できないとしながらも「分断の象徴である板門店で開催されれば、新たな平和の道しるべを建てる意味がある」と期待感を示した。韓国政府は当初、米朝以外の第三国で開催するシナリオを描いていたが、板門店開催を想定した準備に急旋回している模様だ。

 青瓦台(大統領府)高官は1日、南北首脳会談後の4月28日に行われた米韓首脳の電話協議で「板門店開催」案が議論されたと明かした上で、「最終決定はトランプ大統領がする」と述べた。高官によると、トランプ氏は「(分断の)象徴的な場所だ」として、南北首脳会談の会場となった板門店の韓国側施設である「平和の家」と「自由の家」に関心を示した。米韓首脳は板門店開催のメリット、デメリットについて議論し、韓国は回答を…

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