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おりひめ、彗星(すいせい)、龍神、雷神--。一見、関連性の薄い言葉をつなぐキーワードは、日本代表の愛称「○○ジャパン」だ。2020年東京五輪での飛躍を期す各競技団体が知名度アップなどを狙った試みで、その数は優に20を超える。ただ、競技を連想しにくい愛称もあり、「ジャパン効果」はさまざま。18日開幕のジャカルタ・アジア大会での選手の活躍が愛称の浸透につながるか。【倉沢仁志】
多くの人に浸透している成功例は、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」だろう。04年アテネ五輪前に公募し、約2700通の中から選ばれた。日本女性のひたむきさ、芯の強さを表現した「大和なでしこ」が由来だ。4強入りした08年北京五輪での活躍とともに急速に浸透。11年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝し、12年ロンドン五輪では銀メダルと競技で結果を出したこともあり、代名詞として定着した。
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