得意のリードで森秋彩 持ち前の持久力で粘り強く 2位で予選通過 クライミング世界選手権

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リード予選で持久力を生かした粘り強い登りを見せる15歳の森秋彩=東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で2019年8月14日午後2時59分、浅妻博之撮影
リード予選で持久力を生かした粘り強い登りを見せる15歳の森秋彩=東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で2019年8月14日午後2時59分、浅妻博之撮影

スポーツクライミング世界選手権第4日・リードの予選(14日、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子)

 森はボルダリングで予選敗退した悔しさを得意のリードにぶつけた。「リードで結果を残さないと(東京五輪の出場権を懸けた終盤の)複合に残れない。緊張で不安もあったが、とりあえず残れてよかった」。表情が和らいだ。

 不安と緊張の中にいたとは思えない落ち着きぶりだった。小さくつかみづらいホールド(突起物)が終盤にかけて待ち受ける課題にも、持ち前の持久力で粘り強く対応した。終盤は体力がきつくなるが、歯を食いしばって一つ目の課題を日本女子でただ一人完登。二つ目は完登目前の難所で落下したが、絶対女王のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)に次ぐ堂々の2位で予選を通過した。

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