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神様のおるすばん/12

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神様のおるすばん 12
神様のおるすばん 12

 <広げよう おはなしの輪>

ぶん 中島和子(なかじま・かずこ)  秋里信子(あきさと・のぶこ)

 キョロキョロとあたりを見回みまわしていたおとこが、ついにさいせんばこをつっこみました。

(やっぱり、さいせんドロボーだ!)

 おまいりにひとが、こんなことをするはずがありません。

 男(おとこ)は、手(て)ではお金(かね)が取(と)れないことに気(き)がついたのか、さい銭(せん)箱(ばこ)をズリズリ動(うご)かし始(はじ)めました。

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