プロ野球 日本シリーズ ソフトバンク7-2巨人(その1) タカ、本拠地13連勝

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【ソフトバンク-巨人】七回表巨人2死二、三塁、重信を見逃し三振に仕留め、ガッツポーズするソフトバンクの先発・千賀=ヤフオクドームで2019年10月19日、津村豊和撮影
【ソフトバンク-巨人】七回表巨人2死二、三塁、重信を見逃し三振に仕留め、ガッツポーズするソフトバンクの先発・千賀=ヤフオクドームで2019年10月19日、津村豊和撮影

千賀、上位打線ピシャリ

 ソフトバンクの千賀が7回3安打1失点でエースの役目を果たした。1~4番を無安打にねじ伏せる快投。「頭(初戦)が取れたのはうれしい」と素直に喜んだ。

 1点リードで迎えた六回。先頭の2番・坂本勇を低めの直球で二ゴロに仕留めると、次は交流戦で打ち込まれた丸だ。

 前の2打席はカットボールなどを駆使して全球内角攻め。一転、この打席は外角直球から入り、追い込んだところで158キロの内角直球で空振り三振。「今後もあるので話せない」と詳細の説明は避けたが、コース、球種をフルに使って、好打者にまともなスイングをさせなかった。4番の岡本は簡単に右飛に打ち取り3者凡退。1~4番に出塁を許したのは、亀井と丸の四球だけ。相手打線の流れを断ち切った。

 日本シリーズで3年連続初戦の先発を務めるのは、1969年から4年連続の堀内恒夫(巨人)、76~78年の山田久志(阪急)に続いて3人目。常勝チームのエースとして歴史的な名投手に並び、それに恥じない投球を披露した。

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