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北アルプスを貫いて長野、富山両県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」。今年も15日に全線開通したものの、新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、5月10日まで営業休止になった。人気の山岳観光ルートも感染症の影響を受けているが、それでも雄大な雪山の景観は変わらない。
アルペンルートは大町市と富山県立山町をトンネルバスやケーブルカー、ロープウエーで結び、黒部ダムや立山連峰を横断する。
開通初日、黒部ダム行き関電トンネル電気バス乗り場(大町市扇沢)は閑散としていた。「コロナの影響で団体客は全てキャンセルです」と係員。乗り込んだ長野市のタクシー運転手、黒岩登さん(71)は黒部川でのイワナ釣りが目的といい「自然が好きで毎年来ています」と話した。雪山と黒部湖の眺望が広がる黒部ダムも人はまばら。横浜市の女性(48)は「雪山がすごい。都会はコロナでピリピリで、来てよかった」と喜んだ。
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