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船崎(ふなさき)まみさん(40)
4月に開所した東京都江戸川区児童相談所に開設準備から携わる。児相は近年、児童虐待への対応で役割が拡大。一時保護など適切に権限が行使できるよう弁護士の配置が義務化されたが、非常勤が多く、常駐する児相は全国的にも少ない。
職員とチームで虐待の調査、保護者らへの説明をこなす。「職員が自覚していない法的な問題に気づき、意思決定に関わることができる」と意義を語る。
中学生の頃、夏休みの自由研究で日本の司法制度を調べ、弁護士を志した。障害児の療育に携わっていた母から福祉の枠組みでの解決が難しい家庭があることを聞き、司法と福祉の隙間(すきま)を埋める仕事を意識した。
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