木々の枝にストッキング…なぜ 世界自然遺産登録の奄美で問題化
毎日新聞
2021/7/26 13:05(最終更新 7/30 12:41)
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沖縄島北部、西表島(沖縄県)とともに世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島と徳之島で、道路沿いに立つ木々の枝につるされたストッキングが目立つようになり、島の生態系に影響を与えかねないとの心配が出ている。誰が、何のためにぶら下げたのか。
7月11日、徳之島南部に位置する伊仙町。地元で自然保護活動に取り組むNPO法人「徳之島虹の会」のメンバーらは、この日だけで木に約60足分のストッキングを見つけた。近づくと甘い香りがするものの他、腐敗して悪臭を放つものも。虹の会の美延睦美(みのべむつみ)事務局長(58)は「梅雨明け以降に増えてきた」と話す。
ストッキングは、昆虫を…
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