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「ダブルボケ」で一時代を築いた。2010年に「M―1グランプリ」で優勝後は賞レースから距離を置くものの、結成20年を超え、40代後半になっても「ずっとアホみたいなネタをしたい」と軸はブレていない。
00年にコンビ結成、2年後には「M―1」の決勝に初進出。ボケた相手にツッコミを入れた後、「かわれ!」と言って自分もボケる「ダブルボケ・ダブルツッコミ」のスタイルで一躍脚光を浴びたが、頂点に立てない時期が続いた。
転機になったのは09年に披露したネタ「鳥人(とりじん)」だった。「ボケ数っていうのは出尽くしてる気がして、最初から『変なネタ』って分かるものがやりたいなって思っていたんです」と哲夫。そして、夜店でひよこをねだる子供(西田)の前に、首から上が鳥、体が人間という紳士「鳥人」(哲夫)が現れるという奇抜なネタが生まれた。1回のネタに40個ほど詰め込んでいたボケの数は8個にまで抑えた。審査委員長だった島田…
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