「雪の妖精」シマエナガ予想外の人気 羽毛ふわふわ、つぶらな瞳

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真正面の顔が愛らしいシマエナガ=札幌市内で2022年1月6日、貝塚太一撮影
真正面の顔が愛らしいシマエナガ=札幌市内で2022年1月6日、貝塚太一撮影

 「雪の妖精」と呼ばれる鳥がいる。つぶらな瞳に、ふわふわの白い羽毛。北海道内に広く生息するシマエナガだ。札幌市街地近くの森でも飛んでいるが、体長14センチほどの小さな鳥を見つけるのは容易ではない。日中は木々の間を動き回るため、撮影は困難だ。だからこそ撮れたときの喜びは格別で、写真愛好家を夢中にさせる。一瞬をとらえた写真の可愛らしさはネット交流サービス(SNS)から人気が広がり、モチーフにしたグッズやお菓子にまで波及している。

 苫小牧市の「道の駅ウトナイ湖」は、湖周辺の森でシマエナガが一年中生息していることから、2017年夏に関連商品の販売を始めた。SNSでも「♯シマエナガ好きの聖地」で投稿を続け、全国からファンが訪れる。21年1月に100種類だった関連商品は300を超え、道内最大のグッズ売り場となっている。

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