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貴公子、小栗判官が恋人の照手姫と数々の試練に見舞われる「小栗物」は中世に語り物として流行し、後に浄瑠璃や歌舞伎にも取り入れられてひとつのジャンルを確立した。東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」(7月4~29日)第1部で上演される「當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)」は二代市川猿翁(三代市川猿之助)が1983年以来上演を重ねて洗い上げてきた小栗物だ。
ヒロイン照手姫は市川笑也。93年に初役でつとめ、今回が5度目になる。「前回(2011年)から11年たちました」
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