特集

宗教と子ども

親の信仰の影響を受けて育った多くの「宗教2世」たちが声を上げ始めています。

特集一覧

声を聞いて・宗教2世

エホバの証人、子どもへの「むち打ち」はなぜ? 教団広報に聞く

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
「エホバの証人」日本支部=神奈川県海老名市で2022年11月17日午前11時10分、藤田剛撮影
「エホバの証人」日本支部=神奈川県海老名市で2022年11月17日午前11時10分、藤田剛撮影

 親の信仰の影響を受けて育つ「宗教2世」の問題が注目される中、キリスト教系新宗教「エホバの証人」では、複数の2世信者らが、幼少期に親からむちで打たれたとの証言をしている。なぜなのか。

 エホバの証人は、聖書の記述を厳格に守る教義で知られる。教団のホームページ(HP)によると、聖書に「むちを控える人は子供を憎んでいる。子供を愛する人は懲らしめを怠らない」などの記述があることが影響しているという。

 HPでは「懲らしめとは親のための感情のはけ口ではない。過ちを犯した子供を教えるものであるべきで、腹立ちまぎれに身体的な懲らしめを与えるなら間違った教訓を与えることになる」として虐待をしないよう求めている。

この記事は有料記事です。

残り225文字(全文525文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の筆者

すべて見る

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月