熊本銀行内定式　村上さんら４１人が参加　「どんな人にも頼られる銀行員に」

　熊本銀行（熊本市）の内定式が１０月２日、同市中央区のホテルであり、内定者４１人が参加した。内定者を代表して竹下頭取から内定通知書を受け取った関西学院大学４年の村上喜一さん（２２）は「熊本地震をきっかけに地元への就職を決めた。どんな人にも頼られる銀行員を目指したい」と話していた。

　経団連の指針で企業は１日から内定通知を出せるが、今年は日曜日だったため、２日に開いた。

　竹下英頭取が冒頭、「若い行動力と柔軟な発想は銀行の将来に欠かせない。入行までの半年間、自分で考える力を身につけ、関心を持ったさまざまなことに挑戦してほしい」と激励すると、内定者は真剣な表情で耳を傾けていた。【清水晃平】