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説明なき方針転換がまた始まった。言うまでもなく安倍晋三首相が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と条件を付けずに会談に臨みたいとの考えを示したことだ。
首相は従来、「圧力を最大限にし、北朝鮮から対話を求めてくる状況をつくる」「(会談を)行う以上は拉致問題の解決に資する会談にしなければならない」等々と国会で答弁してきた。かつては「圧力をかけ続ければ、早晩、北朝鮮の体制は崩壊する」と繰り返していた時期もある。
それが、ともかく会ってくれと求め始めたのだから、方針の大転換であるのは間違いない。
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