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奈良県が高畑町の県有地に高級リゾートホテルの建設を進めている。以前から住民が建設に反対し住民訴訟などを行ってきたが、今回、もう一つ「都市公園法に反する」という理由で、住民8人が、設置許可取り消しを求める抗告訴訟を起こした。「せっかくホテルができるのに、反対するなんて住民エゴだ」という声もあるが、ほんとうにそうだろうか。
このホテルは、1部屋の広さが平均で約80平方メートル。マンションでいえば4LDK相当だ。全室露天風呂つきだが、毎日タンクローリーで遠方から温泉の湯を運ぶことになっている。総部屋数は30室で1泊10万円超。庶民にはとても手の届かない高級ホテルだ。
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