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猛暑と節電

記録的な高温が続く2022年の夏。電力の供給余力が乏しく、政府による7年ぶりの節電要請が出ています。

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熱中症、高齢者は特に注意 「不要不急の外出控えて」救急医学会

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夏の日差し=東京都内で、米田堅持撮影
夏の日差し=東京都内で、米田堅持撮影

 梅雨明け直後の猛暑で熱中症のリスクが高まっているとして、日本救急医学会は28日、緊急記者会見を開き、予防に向けて注意を促した。特に「体が暑さに慣れていない今が一番危険だ」と強調した上で、高齢者らへの対応が重要になるとの見解を示した。

 学会によると、2021年に熱中症で救急搬送された人の56・3%は高齢者。熱中症で死亡した人のうち高齢者の割合は高まる傾向にあり、年間死者数の8割超を高齢者が占めている。

 学会は同日、梅雨明けで気温が上がり始め、体が暑さに慣れていない時期に発症が増える傾向にあることを強調。気象庁と環境省が公表する「暑さ指数」や「熱中症警戒アラート」を参考にこの時期の不要不急の外出を控えるよう求めた。

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