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情熱大陸

生存率の飛躍的な上昇に世界が注目! “沈黙の臓器”のがんに挑み続ける上坂克彦に密着

<プロフィル>上坂克彦(うえさか・かつひこ) 1958年生まれ、愛知県豊田市出身。名古屋大学医学部卒業後、当時の国立がんセンター病院(東京)に勤務し、2002年にオープンした静岡県立静岡がんセンターにて肝・胆・膵外科部長に就任。膵臓がん切除後に抗がん剤治療を行う全国的な大規模臨床試験で代表研究者を務め、患者の2年生存率70%、5年生存率45%という驚異的な数字で世界から注目された。趣味は音楽鑑賞で小澤征爾の大ファン。3人の子どもは「全員文系で誰も医師を志さなかった」と笑う57歳。
<プロフィル>上坂克彦(うえさか・かつひこ) 1958年生まれ、愛知県豊田市出身。名古屋大学医学部卒業後、当時の国立がんセンター病院(東京)に勤務し、2002年にオープンした静岡県立静岡がんセンターにて肝・胆・膵外科部長に就任。膵臓がん切除後に抗がん剤治療を行う全国的な大規模臨床試験で代表研究者を務め、患者の2年生存率70%、5年生存率45%という驚異的な数字で世界から注目された。趣味は音楽鑑賞で小澤征爾の大ファン。3人の子どもは「全員文系で誰も医師を志さなかった」と笑う57歳。

 早期発見、早期治療により治らないイメージが薄れてきたがん。だが一方で、肝臓・胆道・膵臓(すいぞう)は自覚症状の乏しさから“沈黙の臓器”と呼ばれ、いまだ治療が困難とされている。昨年9月に女優の川島なお美さんが亡くなった胆管がんもその一種で、5年生存率が低く再発率が非常に高いのが特徴だ。

 こうした困難ながんの治療に挑み、生存率を飛躍的に高めている肝・胆・膵外科医の上坂克彦がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS/TBS系全国ネット、1月10日午後11時〜11時30分)に登場する。「良いがん医療をしたい」の一念で開業から13年の静岡がんセンターを全国トップレベルの治療拠点にまでけん引した手腕の持ち主だ。

 そんな上坂のもとに、難易度の高い「肝門部胆管がん」(肝臓内部のがん)の患者が駆け込んで来た。地元の大病院では手術を断られたという71歳の患者。聞けば当人も現役の医師だという。確かに現状ではがんが広がりすぎてとても手術ができる状態ではなかったが、上坂は何とか手術ができるよう事前治療を施し、1カ月後ついに手術にこぎ着ける。

 他院で無理と診断された患者でも自分ができると信じれば挑む。口癖は「ギリギリ」。治らないがんを治るがんへ……挑戦し続ける上坂医師の怒濤(どとう)の日々をカメラが追った。

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