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全豪テニス

錦織4回戦進出 5年連続

スペインのギリェルモ・ガルシアロペスに勝ち、4回戦に進んだ錦織圭=2016年1月22日、AP

【メルボルン(オーストラリア)浅妻博之】テニスの全豪オープン第5日は22日、当地のメルボルン・パークで男子シングルス3回戦があり、第7シードの錦織圭(日清食品)は、世界ランキング27位のギリェルモ・ガルシアロペス(スペイン)に7−5、2−6、6−3、6−4で勝ち、5年連続でベスト16になる4回戦に進んだ。2012、15年に大会自己最高のベスト8入りを果たしており、次戦で3回目の準々決勝進出を狙う。

    リターンで巻き返し

     錦織のサーブに異変が走った。第1セットで「手首に痛みが走った」。不安定になり、流れをつかめなかったが、持ち前のリターンでカバーした。

     第1セット第3ゲーム。突如第1サーブが入らなくなった。サービスゲームをキープしたが、トレーナーを呼ぶほどの事態に、コート上に嫌な雰囲気が漂った。第7ゲームにはショットミスを繰り返し、初めてブレークを許した。

     だがすぐにリターンで巻き返す。第10ゲームではストローク戦で粘り主導権を握った。リターンで徹底して攻め、第9ゲームから4ゲームを連取。二つのブレークを奪い返し、第1セットを取った。

     第2セットを失ったが、「足を使えるようになった」と錦織が振り返る言う後半は再びギアが上がった。第3セットではラリー戦で甘いボールが来れば厳しいコースに打ち返し、ネットに出てボレーでプレッシャーを掛ける積極性。「大事なところはミスせず、集中して取るよう心がけた」と錦織。リターンから反撃の糸口を探り、サーブも安定。第3、4セットを連取した。「今までの中で一番タフな試合。苦しいながらも勝てて良かった」とホッとしていた。

     トラブルがあっても、今の錦織には試合の中で修正し、サーブをカバーするだけのリターン力がある。「手首も何とかなった。5(フル)セット行かずに良かった」と錦織。勝ち上がるほど厳しくなるだけに、4セットで終えたのも収穫だった。【浅妻博之】

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