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共同文書草案に「航行の自由」 

15日から米カリフォルニア州で首脳会議を開会

 【バンコク岩佐淳士、ワシントン和田浩明】米国と東南アジア諸国連合(ASEAN、加盟10カ国)は15、16の両日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのサニーランズで首脳会議を開く。米国がASEAN側を自国に招いて開く首脳会議は初めてで、南シナ海問題を巡る中国との駆け引きを有利に進める狙いがある。会議後に発表する共同文書の草案に「航行の自由」を明記し、中国をけん制する内容となっている。

     サニーランズでは2013年に米中首脳会談が開かれた。米国は南シナ海で影響力を拡大する中国の動きを強く警戒。領有権問題で中国と対立するフィリピンやベトナムの後ろ盾となっている。

     共同文書の草案は「サニーランズ原則」と題され、国際法に基づく紛争の平和的解決の重要性などが記されている。

     だが、中国は経済支援などでASEAN各国への影響力を強めており、ASEANは米中の間で揺れている。

     ケリー米国務長官は1月下旬、ラオス、カンボジアを相次いで訪問。「親中派」とされる両国に南シナ海問題への協力を求めたとみられる。

     ただ、カンボジア外交筋は「米国だけでなくほかの国々とも友好関係を築くのが我が国の方針だ」と語り、この問題で米国と距離を置く立場をにじませた。

     一方、ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は10日、ワシントンで今回の首脳会議は「中国に関するものではない」と述べながらも南シナ海における中国の振る舞いに「ASEAN首脳は疑問を持っている」と発言。クリテンブリンク米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長も南シナ海の問題について会議で取り上げられるとの見通しを示した。

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