国立大

予算増は半数 改革策評価、交付金で明暗 文科省

 文部科学省は9日、全国86の国立大が機能強化へ向けてそれぞれ打ち出した改革策の評価結果を発表した。評価結果は2016年度の運営費交付金の予算額に反映される。反映率が100%を超えて予算額が増えたのは42大学。今回新しく導入された制度で、17年度以降は各大学の改革の成果に応じ予算が配分されることになっており、大学間の予算獲得競争が激化しそうだ。

 国立大は16年度から6年間の「第3期中期目標・計画」に入る。少子化やグローバル化が進む中、文科省は大学の特色や強みを打ち出すよう求めている。各大学は、地域貢献▽全国的な教育研究▽世界で卓越した教育研究−−の三つの枠組みから一つを選び、実現するための戦略を文科省に提出していた。

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