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大学倶楽部・追手門学院大

公式HP:http://www.otemon.ac.jp/ 所在地:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15 電話:072-641-9590

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大学倶楽部・追手門学院大

幻想的な一夜を学生が演出 キャンパス舞台にキャンドルナイト

朝早くからキャンドルをレイアウトし、ようやく点灯 拡大
朝早くからキャンドルをレイアウトし、ようやく点灯
ペーパーバッグのランタンには子供たちの絵が浮かび上がった 拡大
ペーパーバッグのランタンには子供たちの絵が浮かび上がった
明かりに包まれて家族でお祝い--「宝物」はアルバムの中の思い出 拡大
明かりに包まれて家族でお祝い--「宝物」はアルバムの中の思い出
灯りで書いた「Candle Night 2017」の文字をバックに、記念撮影する学生スタッフ 拡大
灯りで書いた「Candle Night 2017」の文字をバックに、記念撮影する学生スタッフ

 追手門学院大学の学生が12月13日、大阪府茨木市のキャンパスで「キャンドルナイト2017」を開催した。企画から運営まで約40人の学生が手がけ、地域住民と交流を深めた。

 このイベントは同市の「いばらき・大学連携事業補助金」交付を受け、8年前から実施している。キャンパスいっぱいに広がるキャンドルの幻想的な光は、この季節の風物詩として地域にも定着している。

 今年のテーマは「宝物」。近隣の幼稚園の園児が絵を描いた紙袋でランタンを作ったり、地域住民がメッセージを書いた紙をキャンドルの容器に筒状に巻きつけ、言葉を浮かび上がらせたりと、工夫を凝らした五つのメインオブジェを作り上げた。学内各所にもさまざまなオブジェを設置し、計約3000個のキャンドルが一夜限りのロマンチックな空間を演出した。

 第1回の2010年から昨年まで、歴代のキャンドルナイトの様子を振り返るブースや、全国各地で行われているキャンドルナイトを紹介するブースも設けた。子どもたちが楽しんで回れるよう、スタンプラリーも実施し、子どもたちの歓声がキャンパスを彩った。

 1年の時から携わり、今年は統括として全体を指揮した心理学部3年生の片岡晃希(あき)さんは「来場者だけでなく、スタッフにも楽しんで活動してもらえるよう、ミーティングや面談を頻繁に行いました」と話す。5月から準備を始め、学校祭や市内のイベントなどで広報活動も展開し、ようやく本番を迎えた。「責任者としてメンバーをまとめるのは大変でしたが、全員力を合わせて、多くの人に喜んでもらえました」と笑顔を見せた。

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