- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
昨年4月の戦闘開始以来、民間人を含む死者が5300人を超すなど、ウクライナの戦乱が泥沼化している。ロシアとウクライナ、仲介役の独仏両国の4カ国は、昨年9月の停戦合意(ミンスク協定)に実効性を持たせようと外交努力を続け、12日に新たな停戦合意に達したが、依然、出口は見えない。こうした中、ポーランドとロシアが激しいつばぜり合いを続けている。長らくロシアの支配下に置かれたポーランドは、プーチン大統領を「領土拡大主義者」と見て強く警戒。クリミア併合でさらに恐怖感が深まり、過激とも言える応酬を続けている。
ポーランドは、1990年に民主化を果たし、99年には北大西洋条約機構(NATO)、2004年には欧州連合(EU)に加盟した。昨年12月にトゥスク前首相が2代目のEU大統領に就任、欧州で地歩を固めつつある。とはいえ、大国ロシアとの実力差は大きい。
この記事は有料記事です。
残り2250文字(全文2624文字)