北海道新幹線

避難訓練のはずが…停電300人一時缶詰め

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青函トンネルでの訓練中、竜飛定点(旧竜飛海底駅)出発直後に停電し暗くなった北海道新幹線車内=2016年2月9日午前2時51分、武市公孝撮影
青函トンネルでの訓練中、竜飛定点(旧竜飛海底駅)出発直後に停電し暗くなった北海道新幹線車内=2016年2月9日午前2時51分、武市公孝撮影

 3月26日開業の北海道新幹線(新青森−新函館北斗)で、JR北海道は9日未明、青函トンネル内で初めて新幹線車両「H5系」を使った乗客避難訓練を実施した。訓練中に送電の切り替えミスによる停電が発生し、車両が約20分にわたってトンネル内で立ち往生するトラブルがあった。JR北の島田修社長は「これを教訓として足りない部分を補いたい」と陳謝した。

 訓練にはJRや警察、消防の約250人が参加した。新幹線車両が北海道・木古内駅から青森・奥津軽いまべつ駅に向かう際、青函トンネル内で火災検知器が作動したと想定。別の新幹線車両がトンネル内の竜飛定点(旧竜飛海底駅)まで救援に向かい、乗客役の社員が乗り換えた。

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