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スマトラ島沖でM7.8の地震

震源
インドネシア周辺のプレート

 【ジャカルタ平野光芳】米地質調査所(USGS)によると、インドネシア・スマトラ島パダンの南西沖約800キロで2日午後7時50分(日本時間同9時50分)ごろ、マグニチュード(M)7.8の地震が起きた。震源の深さは24キロ。インドネシア政府は同島西岸地域などに津波警報を出したが、同日深夜までに警報を解除した。

     地元メディアによると、パダンでは高台に避難しようとする住民らで道路が混雑している。また、震源に近い離島では大きな揺れがあったが、通信状況が悪く詳しい被害は分かっていないという。

     スマトラ島沖では2004年12月にM9.1の巨大地震が起き、津波被害などで周辺国を含めて約23万人の死者・行方不明者を出した。その後も05年3月▽09年9月と大規模地震が相次ぎ、それぞれ千人単位の犠牲者を出している。

    解説 04年巨大地震と異なる横ずれ型

     今回地震が起きたインドネシアのスマトラ沖は、インドネシアがのったユーラシアプレート(岩板)に、インド・オーストラリアプレートが西側から滑り込んでいてひずみがたまっており、地震が多く発生する地域だ。

     今回の地震について、山岡耕春・名古屋大教授(地震学)は「プレートの内部で発生した、岩盤が横にずれるタイプの地震で、大きな津波は発生しにくい。04年の地震は陸に近く、揺れによる被害も大きかったが、今回は陸からかなり離れているため、揺れの影響も少ないと考えられる」と話している。

     佐竹健治・東京大地震研究所教授(地震学)は、プレートの潜り込みによってひずみが蓄積し、岩板がはね上がって起きた04年の海溝型の巨大地震とはメカニズムが異なるとしたうえで、「巨大地震から12年たってもこの地域が何らかの影響を受けていて発生したと考えられる」と指摘する。【斎藤広子、久野華代】

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