リオ五輪

ブラジル代表、家族の夢…日系の歴史と誇り胸に

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リオ五輪に向けて練習するチャールズ・チバナ選手(右)=リオデジャネイロで2016年4月18日、三浦博之撮影
リオ五輪に向けて練習するチャールズ・チバナ選手(右)=リオデジャネイロで2016年4月18日、三浦博之撮影

チャールズ・チバナ選手…男子柔道66キロ級

 【リオデジャネイロ山本浩資】南米初となるリオデジャネイロ五輪開幕まで100日。開催国のブラジルには、1908年に日本から初めて移民が渡って以来、世界最大となる160万人規模の日系人社会が築かれてきた。男子柔道66キロ級のチャールズ・チバナ選手(26)は日系3世のブラジル人。祖先が切り開いた歴史を胸に刻みながら、メダル獲得を目標に、まずは代表入りを目指す。

 今月18日、リオ市内の海軍施設で柔道ブラジルチームの公開練習があった。白い柔道着に身を包んだチバナ選手は、練習相手に何度も足技を繰り出していた。柔道着には「知花」の刺しゅう。「漢字の方がかっこいいから」とはにかんだ。

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