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堀潤のソーシャルメディア日記

命を救うSNS/1

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 2011年3月11日夜、当時NHKニュースキャスターだった私は、テレビやラジオが通じない方々に向けて、48時間連続してTwitterを使って、津波や原発事故に関する情報を発信した。インフラが破壊され、地域が分断され、寸断されたライフライン。唯一つながっていた携帯のインターネット回線からSOSが発信されていた。

 「食料が底をつきそうです」「自衛隊に救援を要請してください」「動いている交通機関はありますか」。人々の不安な訴えを拾い上げ、何とか放送で貢献できないか苦闘しながら向き合ったあの時の感覚がよみがえるようなことが起きた。

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