学生の起業を支援

　先日、慶応大日吉キャンパスで学生起業家や起業して間もない人を支援するイベント「スタートアップカンファレンス２０１５」が開かれた。起業に関心を持つ大学生など３００人以上が参加。国内外で活躍する現役の経営者や投資家たち約３０人が登壇し、起業の経験談やノウハウなどを語り合った。会場には、福島県から学校の休みを利用して駆け付けた高校生やプログラミングを勉強しているという中学生の姿もあった。

　主催者の一人でソーシャルゲームのＤｅＮＡなどへの投資で知られる日本テクノロジーベンチャーパートナーズの村口和孝さんは「学生たちに就職活動以外の選択肢を提示してあげたいと思っている。起業しやすい環境を整えてやることも私たちの役割」と語る。