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英国、EU離脱へ 国民の選択、世界に衝撃

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Leave/Remain

 英国で欧州おうしゅう連合(EU)からの離脱りだつ是非ぜひを問う国民投票が23日に投開票された。離脱派が残留派を上回った。世界は衝撃しょうげきを受けている。英国のEU離脱は「独立」なのか、それとも「孤立こりつ」なのか。

手続きは簡単ではない?

 英国は「離脱りだつ」を選択せんたくした。まずは議会の承認を得る必要がある。その上で、EUの欧州おうしゅう理事会に離脱の意向を通告することになる。英国を除くEU加盟国27カ国のうち20カ国が離脱を承認するか、承認がなくても通告から2年がたてば、自動的に英国は加盟国の地位を失うことになる。

 気になるのは、離脱後の英国とEUの関係はどうなるかだ。英国は現在、他の加盟国と関税ゼロで貿易ができるほか、査証(ビザ)無しでEU域内を自由に行き来することができる。だが、離脱までに改めてEUと自由貿易協定(FTA)などを結ばない限り、その特権を失うことになる。

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