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宮大工の卵、解体お手伝い 益城の木山神宮本殿

1本だけ斜めになって残った本殿の柱を解体する球磨工業高校の生徒ら=熊本県益城町で2016年7月12日午前10時21分、福岡賢正撮影

 熊本県人吉市の県立球磨工業高校で伝統建築を学ぶ学生や生徒と教師らが12日、熊本地震で倒壊した同県益城(ましき)町の木山神宮本殿の解体作業を始めた。本殿などは国や自治体から指定されていない文化財のため、修復に行政の補助を受けられず、国内で唯一、宮大工を目指す若者が高校卒業後2年間学ぶ伝統建築専攻科のある同校の力を借りた。

     解体、保存作業は文化財的価値を損なわないように柱や梁(はり)などの形や組み方などを記録しながら行う必要がある。この日は同校専攻科の2年生、河津耕弥さん(20)ら3人と高校の建築科伝統建築コースの3年生3人、教師3人が部材の名称と番号を記した札を張りながら各部材を解体し、運び出した。

     河津さんは「昔の職人の技に直接触れることができ、学校では学べない貴重な体験。神宮の復興に役立てばうれしいし、自分の将来の糧にもなる」と話した。同校は13日まで作業を続け、その後は業者に引き継ぐ。

     木山神宮は1185年の創建とされ、益城町内に19の末社を持つ町の「守り神」的存在。熊本地震で築264年の本殿や拝殿、楼門、社務所などが全壊した。【福岡賢正】

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