国際学力テスト
語彙不足に警鐘 読解力低下で専門家
毎日新聞
2016/12/6 21:54(最終更新 12/6 22:28)
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6日公表された2015年の学習到達度調査(PISA)で、読解力は前回より平均点が22点も下がり、順位も落とした。文部科学省は筆記からコンピューターで解答する方式への移行が一因としたが、日本の生徒が他の分野で操作に苦慮した傾向は見当たらない。PISAの他にも読解力の低下を示すデータがあることから、専門家は「読解力の基礎となる語彙(ごい)の量が不足している」と警鐘を鳴らしている。
読解力は文章を読み、内容を理解したかを問う調査。日本は過去2回連続で平均点、順位とも上げたが、今回は09年と同じ8位に戻った。
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