名古屋城天守閣

「完成22年12月」市、5カ月先送り案

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 名古屋市は21日の市議会経済水道委員会で、名古屋城天守閣の木造復元事業の完成時期を現計画より5カ月遅らせ「2022年12月」とする案を示した。木造復元事業の関連予算案は3定例会続けて継続審査となっており、河村たかし市長は2月議会開会の22日、4月の市長選への出馬を正式表明した上で、関連予算案の可決を求める方針。

 木造復元の設計費を盛り込んだ計10億円の補正予算案は昨年の6月議会に提出された。当初は東京五輪直前の20年7月完成を目指したが継続審査になり、市は完成時期を22年7月に先送り。しかし、9月、11月議会でも理解を得られなかった。市は事業に着手できない現状を踏まえ、完成時期をさらに5カ月遅らせる案をまとめた。

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