仏大統領選

マクロン氏、地元訪問 労働者取り込み図る

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 【アミアン(フランス北部)賀有勇】フランス大統領選で来月7日の決選投票に進む中道・独立系のマクロン前経済相(39)が26日、地元の北部アミアンを訪れ、海外移転で閉鎖される工場の従業員らと交流した。労働者寄りの急進左派で左翼党のメランション元共同党首(65)の支持票を取り込む狙いだ。

 マクロン氏は地元商工会議所を訪れ、米家電大手ワールプールの乾燥機などを作る工場の従業員らと話した。約290人が働く同工場は来年6月にポーランドに移転することが決まっている。

 従業員らは解雇に対する不安などを訴え、マクロン氏は企業側に誠実な対応を求めることを伝えたという。

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