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進化する宇宙探検2(2017年6月号より)

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■基地作りめざし、来年には月の裏側へ

 月の探検をしている中国の「嫦娥」。4号が2018年、月の裏側を探査する。さらに、地球との通信中継にもいどむ。どこもやったことがないので、世界中が注目している。月の裏と地球との通信には「ラグランジュ点」という特別な位置にあらかじめデータ中継衛星を配置しておくことで可能になる。

月のふしぎ1

 月には表と裏があるって知っていた? いつも見えている表側はウサギのもちつきの影がみえる。逆側は地球から見えない。それは、なぜだろう?

 月は27.3日かけて1回転する。その自転をしながら同じ27.3日で地球の周りを1回転する公転をしている。図は実際に動くようすをあらわしたもの。同じ速さで二つの1の矢印を動く。すると、地球の人からはいつも、同じ面、表側が見えるというわけ。

 ただし、月には満ち欠けがあり、見かけの形は変わる。

★★★6月号では宇宙開発のトピックをさらにくわしくお伝えします。

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