米中首脳電話協議

北朝鮮への対応、温度差埋まらず

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 【北京・河津啓介、ニューヨーク高本耕太】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が18日に北朝鮮問題について意見を交わした電話協議は、双方が国連安全保障理事会の制裁決議に基づいて圧力を加えることを確認して米中連携の重要性で一致した形だ。ただ、習氏は対話による解決を訴えて米朝に自制を求め、両者の温度差は埋まらなかったとみられる。

 米ホワイトハウスの声明によると、両首脳は挑発行為を繰り返す北朝鮮に関し「国連制裁決議の強力な履行によって、北朝鮮に最大限の圧力をかける」姿勢を確認した。中国外務省の陸慷(りく・こう)報道局長は19日の定例記者会見で、習氏が電話協議でトランプ氏に北朝鮮問題を巡る「中国の一貫した原則的立場を伝えた」と説明した。

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