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オホーツク地域のまちの熱い挑戦!
生まれ育った北海道オホーツク地域には、特に私は思い入れが強い。青い海、緑の森、大地と空がつながる壮大な空間、豊かな四季、親しみやすい人柄のよさと温かい心、厳しい寒さに負けぬ熱い志--。
今年9月、久しぶりに北海道下川町を訪れた。今回の中頓別町職員の研修の一環で、私は同町の人財研修講師として職員15人とともに視察した。目的は下川町の基幹産業のネットワーク化、新たな産業興しや人口定住策などに関して、その現場からよく学ぶこと。そのことを踏まえ、11月16開催の町民参加型「地域創生フォーラム」で、若手の役場職員自らが次年度の「できない」を「できる!」に変える政策提言をすることにある。下川町の谷一之町長とは30年前のまちづくり勉強会で出会った。それが発展した「全道しごとおこし・まちおこし人情報交流会2017」が今年は11月18日に札幌市で開催される。
さて、下川町は明治34(1901)年に開拓された。特別豪雪地帯、過疎地域、振興山村、山間農業地域に指定、2008年に環境モデル都市、11年には環境未来都市に選定されている。農林業・鉱業(銅山・金山・銅・亜鉛等)で繁栄しピーク時の人口(60年)は約1万6000人だった。その後、産業構造の変化などから10月1日現在で3353人にまで減少している。
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