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奈良が誇る国宝や重要文化財をより身近に感じてもらおうと、奈良県は県内の古墳などから出土した貴重な品のレプリカを製作し、イベントなどで観光客や子供に触れてもらう。第1弾は天理市柳本の黒塚古墳(3世紀後半~4世紀前半ごろ)で見つかり、「卑弥呼の鏡」とも言われる「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」。今年度中に金属製と樹脂製の2点が完成する予定だ。【数野智史】
「魏志倭人伝」などによると、3世紀、倭王の卑弥呼は中国・魏に使者を送り、魏からは銅鏡が贈られたとされ、三角縁神獣鏡との関係が注目されている。黒塚古墳では1997年に始まった発掘調査で石室から30面以上が発見され、2004年に国の重要文化財に指定された。
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