ボランティア

導入1年「丸付け先生」に感謝 山口・下関

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感謝の思いを込めて絵手紙を手渡す児童ら=山口県下関市の豊田中小学校で、2017年12月21日、佐藤緑平撮影
感謝の思いを込めて絵手紙を手渡す児童ら=山口県下関市の豊田中小学校で、2017年12月21日、佐藤緑平撮影

 少子高齢化が進んで今後も児童数の減少が予想される中、山口県下関市豊田町の豊田中(とよたなか)小学校(山本優校長)では昨年から、地域のボランティアが学習ドリルの添削やアドバイスをする「丸付け先生」が導入されている。先生には、児童から1年間の感謝の気持ちを込めて絵手紙が贈られた。【佐藤緑平】

 下関市立小中学校は、1990年に小学校56校、中学校27校があったが、年々子どもの数が減少して現在は、小学校49校、中学校22校となっている。

 豊田中小も昨年、児童数の減少を受けて隣の殿居小と統廃合したが、全校児童数は27人で今年は6年生がいないため卒業式は開かれない。だが、山本校長は「田舎というが、必ずしも不利なことばかりではない」と話す。

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