JR北海道

厳冬の線路除雪作業を公開

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レールとレールの間の雪かきをする作業員=札幌市手稲区で2018年1月27日午前0時36分、日下部元美撮影
レールとレールの間の雪かきをする作業員=札幌市手稲区で2018年1月27日午前0時36分、日下部元美撮影

 雪や厳しい寒さの中で列車を運行するJR北海道は、車両基地「札幌運転所」に近い函館線手稲駅構内(札幌市手稲区)での線路の除雪作業を毎日新聞などに公開した。

 公開されたのは1月27日未明。午前0時16分に札幌方面からの手稲行き最終列車が到着すると、分厚い防寒具を着た14人の除雪員が線路で作業を始めた。約1キロの区間のレールの周りをスコップで除雪し、氷となって固まっている部分はつるはしを振るって取り除く。

 この日午前1時の札幌市中心部の気温は氷点下3.9度で、積雪は59センチ。途中から雪が降り出し、風も強まって社員からは「(氷点下)10度ぐらいに感じた」との声が上がった。駅員の男性は「普段ならもっと丁寧に取り除くが、今日は雪が多いのでそれでは間に合わない」。JR北の広報担当者は「簡単なように見えても、慣れた人でなければすぐに腕が痛くなって作業が続けられなくなる」と説明した。

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