社会保障

給付費総額は190兆円 40年度推計を初公表

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
社会保障給付費の見通し
社会保障給付費の見通し

 政府は21日の経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)で、2040年度の社会保障給付費の推計を初めて公表した。総額は190兆円に上り、今年度より68兆7000億円増える。40年ごろには団塊ジュニア(1971~74年生まれ)が65歳以上となり、高齢者人口がピークとなる一方、現役世代が急減する。政府は、この時期の給付と負担のバランスを示し、社会保障制度改革のための材料を提供したいと説明する。

 社会保障給付費は国民が受ける社会保障サービスにかかる費用。国内総生産(GDP)に占める割合は40年度に24%まで上昇する。

この記事は有料記事です。

残り603文字(全文860文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月