米韓合同軍事演習

中止方針に「時期尚早」の声も

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合同軍事演習で配置につく米韓の海兵隊員ら=韓国・浦項で2018年3月12日、AP
合同軍事演習で配置につく米韓の海兵隊員ら=韓国・浦項で2018年3月12日、AP

 【シンガポール高本耕太、ソウル堀山明子】米CNNテレビは13日、トランプ米政権が8月に予定される定例の米韓合同軍事演習を中止する方針で、14日にも正式発表すると報じた。トランプ大統領は12日の米朝首脳会談後の記者会見で、米朝対話が進行している間の演習中止を検討すると表明。北朝鮮に非核化への具体的な取り組みを促す狙いがあるが、米国内には時期尚早な判断との懸念が出ている。

 演習は「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」。コンピューターを用いた指揮所演習が中心で、朝鮮半島情勢が平時から有事、全面戦争へと展開するシナリオを想定し、部隊の指揮系統や即応態勢を確認する。過去には米韓に加え、オーストラリアやカナダ軍なども参加してきた。

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