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[横浜FMvs柏プレビュー]横浜FMは出場停止明けの扇原が攻守を支える…前節大勝の柏はクリスティアーノが復調
2018/8/31 18:01(最終更新 8/31 12:47)
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■横浜F・マリノス 扇原、喜田、天野がチームの心臓部を担う
【プラス材料】
中澤佑二不在時にキャプテンマークを巻く扇原貴宏が出場停止から復帰。中盤のアンカー役として攻守に奮闘するレフティーの帰還は心強い。また、扇原不在の清水戦で中盤の底を務めた喜田拓也も好調を維持している。持ち前のボール奪取能力に加えて攻撃にも出て行く走力が光り、攻守両面において欠かせない存在になりつつある。セットプレーのキッカーを務める天野純を含めた3選手がチームの心臓部を担う。
攻撃面ではここまで5得点を挙げている仲川輝人に期待がかかる。キレのあるドリブル突破や裏への抜け出しで毎試合チャンスを作っており、先発と途中出場のどちらでも存在感を発揮している。
【マイナス材料】
7試合連続で先発していたセルビア人DFドゥシャンが29日の清水戦で2度の警告を受けて退場処分に。そのため今節は出場停止となる苦しい状況となっている。4バックと3バックのいずれのシステムでもゴール前の門番となっていた選手の不在は大きな痛手だ。左ひざ痛で別メニュー調整を続けている中澤は今節も出場を見送る可能性が高く、柏戦ではチアゴ・マルチンス、栗原勇蔵、畠中槙之輔の3選手が3バックを形成する見込み。
ここまでリーグワーストタイの失点を喫しているように、守備の不安定さは拭いきれない。対戦相手の柏とは第2節で対戦し、0-2で完敗している。決して相性の良い相手とは言えない。
文:totoONE編集部
■柏レイソル 代表復帰を果たした伊東のパフォーマンスに注目
【プラス材料】
長らく無得点が続いたクリスティアーノに、ようやく12試合ぶりにゴールが生まれた。エースの復調によってチームも息を吹き返し、前節は長崎に先制を許したものの、クリスティアーノの2得点を含む今季最多の5得点を奪い、今季初の逆転勝利を収めた。これまで1トップやトップ下を務めていた江坂任を中盤の左サイドに回したことによって左サイドでタメができ、伊東純也と小池龍太の右サイドとの幅のある攻撃も可能になった。
その伊東は、昨年12月のE-1選手権以来となる日本代表選出を受けた。チームの調子が上がらない間も、出色のパフォーマンスを見せていたとあって、今回の代表選出を受けてさらにモチベーションは高まっているはずだ。
【マイナス材料】
長崎戦では逆転勝利こそ収めたが、磐田戦に続く早い時間帯での失点は猛省が必要だ。加藤望監督が「試合の入り方に気をつけなければいけない」と言うとおり、集中して試合に入れるかが問われる。
今回の横浜FM戦は、前節に続き負傷の鎌田次郎の欠場が濃厚だ。それに伴いセンターバックはパク・ジョンスとナタン・ヒベイロの外国籍選手のコンビが予想されるが、前節の失点はラインコントロールの乱れから背後を突かれたため、鎌田不在のディフェンスラインには連携面で不安が残る。
また、前節同様パク・ジョンス、ナタン、クリスティアーノ、オルンガの4人で外国籍の枠を使うことで、必然的にキム・ボギョンがメンバー外になってしまうのも痛手だ。
文:鈴木潤
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攻撃面ではここまで5得点を挙げている仲川輝人に期待がかかる。キレのあるドリブル突破や裏への抜け出しで毎試合チャンスを作っており、先発と途中出場のどちらでも存在感を発揮している。
【マイナス材料】
7試合連続で先発していたセルビア人DFドゥシャンが29日の清水戦で2度の警告を受けて退場処分に。そのため今節は出場停止となる苦しい状況となっている。4バックと3バックのいずれのシステムでもゴール前の門番となっていた選手の不在は大きな痛手だ。左ひざ痛で別メニュー調整を続けている中澤は今節も出場を見送る可能性が高く、柏戦ではチアゴ・マルチンス、栗原勇蔵、畠中槙之輔の3選手が3バックを形成する見込み。
ここまでリーグワーストタイの失点を喫しているように、守備の不安定さは拭いきれない。対戦相手の柏とは第2節で対戦し、0-2で完敗している。決して相性の良い相手とは言えない。
文:totoONE編集部
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長らく無得点が続いたクリスティアーノに、ようやく12試合ぶりにゴールが生まれた。エースの復調によってチームも息を吹き返し、前節は長崎に先制を許したものの、クリスティアーノの2得点を含む今季最多の5得点を奪い、今季初の逆転勝利を収めた。これまで1トップやトップ下を務めていた江坂任を中盤の左サイドに回したことによって左サイドでタメができ、伊東純也と小池龍太の右サイドとの幅のある攻撃も可能になった。
その伊東は、昨年12月のE-1選手権以来となる日本代表選出を受けた。チームの調子が上がらない間も、出色のパフォーマンスを見せていたとあって、今回の代表選出を受けてさらにモチベーションは高まっているはずだ。
【マイナス材料】
長崎戦では逆転勝利こそ収めたが、磐田戦に続く早い時間帯での失点は猛省が必要だ。加藤望監督が「試合の入り方に気をつけなければいけない」と言うとおり、集中して試合に入れるかが問われる。
今回の横浜FM戦は、前節に続き負傷の鎌田次郎の欠場が濃厚だ。それに伴いセンターバックはパク・ジョンスとナタン・ヒベイロの外国籍選手のコンビが予想されるが、前節の失点はラインコントロールの乱れから背後を突かれたため、鎌田不在のディフェンスラインには連携面で不安が残る。
また、前節同様パク・ジョンス、ナタン、クリスティアーノ、オルンガの4人で外国籍の枠を使うことで、必然的にキム・ボギョンがメンバー外になってしまうのも痛手だ。
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