京都国際映画祭

開幕 佐藤浩市さんに「三船敏郎賞」

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京都国際映画祭の会見で樹木希林さんとの思い出を語る浅田美代子さん(左)と同映画祭の総合プロデューサー、奥山和由さん=京都市下京区の西本願寺で、2018年10月11日午後1時28分、国本ようこ撮影
京都国際映画祭の会見で樹木希林さんとの思い出を語る浅田美代子さん(左)と同映画祭の総合プロデューサー、奥山和由さん=京都市下京区の西本願寺で、2018年10月11日午後1時28分、国本ようこ撮影

 「京都国際映画祭2018」が11日、開幕し、京都市下京区の西本願寺でオープニングセレモニーがあった。国際的な活躍が期待される俳優に贈る「三船敏郎賞」を佐藤浩市さんが受賞し、「違う国の人間同士が互いを知る力が映画にはある」と語った。日本映画の発展に貢献した製作関係者を顕彰する「牧野省三賞」は映画監督の降旗康男さんが選ばれた。

 先月15日に亡くなった樹木希林さんが企画・出演して遺作となった「エリカ38」についての記者会見もあった。樹木さんから持ちかけられプロデューサーを務めた奥山和由・同映画祭総合プロデューサーは「樹木さんは京都での製作発表を楽しみにしていた。企画の隅々まで樹木さんの思いが行き渡っている映画です」と述べ、共演した浅田美代子さんは「病床の樹木さんに『一緒に映画祭に行こうね』と言われ、涙が出た」としのんだ。

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