首脳会談の要求は「制裁一部解除」 北朝鮮外相、米に反論 ハノイで緊急記者会見
毎日新聞
2019/3/1 11:03(最終更新 3/1 13:10)
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【ハノイ渋江千春、高本耕太】北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は1日未明、ハノイのホテルで緊急の記者会見を開き、2回目の米朝首脳会談で米側に要求したのは「全面的な制裁解除ではなく、一部解除だ」と主張した。トランプ米大統領は「北朝鮮側から全面解除を求められた」と主張しており、これに反論した形だ。一方、国営朝鮮中央通信は同日朝の報道で「生産的な対話を続けていくことにした」と協調姿勢を前面に掲げており、硬軟両方のメッセージを発信することで米側を揺さぶる狙いがあるとみられる。
トランプ氏と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談について北朝鮮が見解を表明したのは初めて。
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