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[メルボルン 7日 ロイター] - 炭素のない未来の啓発を目指し、電気自動車(EV)に改造したフォルクスワーゲン「ゴルフ」で世界を旅していたオランダ人男性が7日午後、3年以上かけて最終目的地であるオーストラリアのシドニーに到着した。EVとしては最長記録の旅となった。
この男性はウィーベ・ワッカーさん。EVの耐久性と持続性を啓発するため「プラグ・ミー・イン」と名づけたキャンペーンを立ち上げ、2016年3月15日にオランダを出発。1119日をかけて9万5000キロ超を走行し、訪れた国は33カ国となった。
旅は、世界の人々に食料や宿泊先、充電などの支援を受ける形で実現した。
ワッカーさんは、ゴールに到着した後、支援者らに対し「1800人あまりの人々が支援登録してくれ、欧州、中東、インド、東南アジアを旅することができた。そして、きょうついに、ここに到達した」と語った。